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日本地理学会「GISと社会研究グループ」設立

先日,本科研メンバーらを発起人の一部とする日本地理学会「GISと社会研究グループ」の設置が承認されました.

下記,研究グループの概要となります.(本来は研究グループの独自ホームページでお知らせすべき内容ですが,サイトの立ち上げが行われておりませんので,暫定的に発起人メンバーの多くを抱える本科研ホームページで紹介いたします.)

この研究グループに興味・関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら,下記事務連絡先までご連絡ください.


・研究グループ名
GISと社会研究グループ

・発起人
若林芳樹(首都大)、西村雄一郎(奈良女子大)、今井 修(東京大)、岡本耕平(名古屋大)、矢野桂司(立命館大)、山下 潤(九州大)、大西宏治(富山大)、池口明子(横浜国立大)、鈴木晃志郎(富山大)、瀬戸寿一(立命館大)


・代表者名
若林芳樹(首都大)

・事務連絡先
西村雄一郎(奈良女子大)

[設立の趣旨]
GIS(地理情報システム) とその応用技術の普及にともない,それが学術研究のみならず社会に及ぼす影響への関心も高まっている.その結果,英語圏の地理学ではGIS と社会をめぐる諸問題が1990 年代から議論されてきた.そこで取り上げられた話題には,参加型GISPGIS の実践,その方法論としての質的GIS,科学技術社会論からみたGIS と社会との関わり,著作権やプライバシーをめぐる法的・倫理的問題,地図の批判的検討などがある.本研究グループは,こうしたGISと社会に関わる諸問題について,日本の現状に即して共同で議論する場を設けることを意図している.これによって,GISと地理学や社会との関わりを新たな視点から捉え直すとともに,GISの健全な発展を図る方策について考えることを目的とする.とくに,大学院生やPDなど若手研究者や関連分野の研究者に対して新たな発表の場を提供することで,新規性に富み,かつ地理学界内のみにとどまらない学際的な「GISと社会」に関する研究の拡大・発展を目指す.



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